健康保険組合は、みなさんと事業主から納めていただいた保険料によって運営されています。 大切な保険料が無駄に使われないようにするためには、自分の病気・けがの内容や治療費にいくらかかったかを知る必要があります。
そこで必要となってくるのが「領収書」です。 単なるレシートではなく、『明細付の領収書』をもらって、治療費や薬代などのコストをしっかりと認識しておくことが大切です。 また医療費控除では、領収書が必要となりますので、必ず保管するようにして下さい。
保険証を使って医療機関にかかった場合、みなさんが窓口で支払うのは、実際にかかった医療費の3割(小学校入学前は2割、70歳から75歳未満は2割〔軽減特例措置は1割、現役並み所得者は3割〕)です。 『明細付領収書』をもらうことによって、医療費の総額がわかります。
『明細付領収書』を見れば、自分の受けた医療の内容を知ることができます。 また、旅先などでやむを得ず保険証なしで医療機関にかかったとき、『明細付領収書』をもらっていなければ、健保組合からの療養費の申請(払戻し)を受けることができません。 その際は、医療機関に『明細付領収書』を必ずもらって下さい。
詳しくは一年間の医療費が高額になった方、医療費控除(確定申告)についてをご覧下さい。